FTDI社のFT311D Development Moduleが届いたので、とりあえずAndroidに接続してみました。
FT311DはそのままでAndroidに接続するだけでADKが使えるというチップです。
FT311D側がUSB Hostになって、Androidに給電しながら動く形です。
FT311D側がUSB Hostになって、Androidに給電しながら動く形です。
コンフィグピン(3bit)の設定で
- GPIO (7bit)
- UART (1ch)
- PWM (4ch)
- I2C (1ch)
- SPI (1ch, FT311Dがスレーブ)
- SPI (1ch, FT311Dがマスター)
のどれかで動作させられます。(追記:PWMが抜けてたので直しました2012/12/13)
これまでAndroidに何か繋ぐとなると、Arduino, PIC, mbedなんかでMicroBridgeかADKという感じでしたが、
簡単なGPIOや、ともかくUARTでいいって場合には、もうこれでいいんじゃない、というお手軽なモノです。
FTDIサイトでデモアプリのソース、APKを配っています。
ひとまず、GPIODemoを試してみました。
Nexus7 (Android4.2.1) で動かすとこんな感じで、すんなり動きました。
- OUT BITMAPで0, 1をチェック
- CONFIGをクリック
- OUTDATAを操作して、WRITEをクリック
とすると、LEDが反応しています。
次はNexus S (Android 4.1.1) に接続してみると…、動きません。というか画面が変です。
こんな感じです。
どうもレイアウトがダメっぽいです。これでは右にあるはずのCONFIGやWRITEがクリックできません。
ソースも配布されているので、手っ取り早くレイアウトをいじってみました。
手抜きですがこんな感じになりました。基本的にWidthとかMarginとかを小さい値にした感じです。
これでなんとかCONFIGやWRITEがクリックできます。
実際、接続してみると、操作しにくいですが動きました。
このままGPIOなんかで使ってもいいのですが、
今後はFPGAとAndroidの接続に使ってみようかと考え中です。
Twitterで情報が流れてて、「あ、それがいいな」と。
今までは
- Android --(USB)-- PIC --(SPI)-- FPGA (PICでMicroBridgeを実装)
- Android --(USB)-- MAX3421E --(SPI)-- FPGA (FPGA上のNiosIIにMicroBridge or ADKを実装)
とかやっていたのですが、FT311Dを間に挟むのがトラブらなさそうで良いかなと期待しています。
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