WebPackライセンスでXPS立ち上がるときにラインセスエラーのダイアログ出るのは相変わらずでした。
とはいえ良くなっている点はあって、まず、新規プロジェクト作成時のボード選択にZedBoardが追加されていました。
これまではZC702で進めていって、後でZedBoardの情報をImportさせる、としていたので、一手間減りました。
他にもPlanAheadでも見た目など微妙には変わっているようです。ですが、大きな落とし穴が……。
BitGenまで進むと、
ERROR:Bitstream:188 - Bad time stamp "MON 29 OCT 10:2:52 2012". Expected "YYYY/MM/DD HH:MM:SS".といったエラーが出ます。 既にXilinxのサポート情報にも載っていて、「ISE 14.3 - 「ERROR:Bitstream:188 - Bad time stamp"」というエラー メッセージが表示される」によると、
- エラーと出てもbitファイルは生成される
- LANGUAGE環境変数がJapaneseだと発生する
- 14.4で修正予定
だそうです。エラー内容自体がどやねん、って感じですが、エラーと言っておきながらbitファイルは生成されるって……。
それでも、発生条件が分かったので、回避できるか試してみました。
PlanAheadはバッチファイル(私の場合C:\Xilinx\14.3\ISE_DS\PlanAhead\bin\planAhead.bat)から起動しているので、それの最初の方に
set LANGUAGE=usenglishと追記してみると、エラー出なくなったみたいです。
Linuxでは試していないですが、同様の状況なら、LANG環境変数をCかen_USあたりにすれば回避できるように想像できます。
長く使っている人ならCADツールのロケール周りの問題は珍しくはないですね。
最近は、よく海外に行く人と話していると「シリコンバレーとか中国系とインド系の人ばっかり」とか聞きますので、ツール開発には英語ネイティブじゃない人が多く加わっていそうですが、それでもソフトウェアのインターナショナル対応は進まないものですね。
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